「1万円のレンズ」と「10万円のレンズ」は何が違う?
HOYA最高峰『極』と『雅』が選ばれる理由。
「眼鏡のレンズなんて、どれも同じ透明なプラスチックでしょ?」
「価格の差って、ブランド料じゃないの?」
お客様から、そんな正直なご質問をいただくことがあります。
確かに、パッと見ただけでは、1万円のレンズも10万円のレンズも、同じ「透明な板」に見えるかもしれません。
しかし、プロとして正直にお伝えします。
その「中身(設計)」と「見え方の質」は、軽自動車とF1マシンくらい違います。
今回は、国内トップシェアメーカーHOYAが誇るインディヴィデュアルレンズ、『極(きわみ)』と『雅』について。
なぜこのレンズが高価なのか、そしてなぜ、多くの方が「一度使うと、もう元のレンズには戻れない」とおっしゃるのか。
その「製造の裏側」と「技術」を、少しディープに解説します。

秘密は「あなた専用の設計図」にあります。
一般的なお手頃なレンズは、洋服で言えば「S・M・L」の既製品です。
ある程度決められた度数の型があり、そこにあなたの目を合わせにいくイメージです。
そのため、「だいたい合っているけど、端っこを見ると歪む」「慣れるまでクラクラする」ということが起こる場合がありました。
一方、今回ご紹介する『極』や『雅』などの「インディヴィデュアルレンズ」は、完全フルオーダーメイドのスーツです。

このレンズを作るためには、単に視力を測るだけでなく、以下の情報をすべて計算式に組み込みます。
- 左右の度数の違い(右目と左目のバランス)
- 目とレンズの距離(まつ毛が当たるくらい近いか、遠いか)
- フレームの「反り角」(顔に沿ってカーブしているか、真っ直ぐか)
- フレームの「前傾角」(眼鏡が何度傾いているか)
これらのデータを元に、スーパーコンピューターが「あなたのためだけの設計図」を書き起こし、レンズの表面をミクロン単位で削り出します。
在庫品をポンと渡すのではなく、世界に一組だけのレンズを、ゼロからエンジニアリングする。
だからこそ、コストはかかりますが、それに見合う「圧倒的な快適さ」が生まれるのです。
『極』と『オプティナ』には、HOYA独自の「両面複合累進設計(BOOM)」という技術が使われています。
これが「高いレンズ」の正体であり、見え方のカギを握っています。
専門用語なのでざっくり説明すると、レンズの「外側」と「内側(目に近い方)」の両方を使って、複雑に度数をコントロールする技術です。
目に近い側で光を制御できるため、「視野がグンと広がる」うえに、あの嫌な「揺れ・ゆがみ」を大幅にカットすることに成功しました。
「遠近両用は酔うから苦手…」という方にこそ、試していただきたい設計です。

~「見ていること」を忘れる自然さ~
その名の通り、HOYAの技術のすべてを注ぎ込んだフラッグシップモデルです。
『極』の最大の特長は、「究極のパーソナライズ(個人最適化)」です。
遠くを見る時、スマホを見る時、横目で信号を確認する時。
あらゆる視線移動において、脳が「ピントを合わせよう」と頑張らなくても、自然に像が結ばれるように設計されています。
これは単に「よく見える」だけでなく、「脳の疲れ(脳疲労)を減らす」ことにも繋がります。
~自分らしい見え方を選ぶ~
『極』のDNAを受け継ぎつつ、コストパフォーマンスも考慮したモデルが『雅』です。
もちろん、BOOM設計を採用しており、フルオーダーメイドで作成されます。
雅の面白さは、ライフスタイルに合わせて「見え方の味付け(Field / City / Room)」を選べること。
あなたの生活スタイルをヒアリングし、最適なタイプを技能士がご提案します。
どんなに素晴らしい『極』や『雅』でも、実は「未完成品」です。
高性能なレンズほど、「アイポイント(黒目の位置)」が数ミリずれるだけで、その性能は激減します。
喜久幸堂では、国家資格「一級眼鏡作製技能士」が、あなたの目の位置、フレームの角度、顔の形を正確に計測し、メーカーと連携して「最高の一本」を完成させます。
眼鏡は、朝起きてから寝るまで、あなたの「脳」に情報を送り続けるデバイスです。
日割り計算すれば、決して高い投資ではありません。
「今までで一番、楽に見える」という感動を、ぜひ体験してください。
📍 喜久幸堂眼鏡店(Kikkodo)
JR学研都市線「鴻池新田駅」から徒歩すぐ!
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東大阪市・鴻池新田エリアを中心に、お隣の大東市・大阪市鶴見区からも多くのお客様にご来店いただいています。
HOYA「極」「オプティナ」取扱店。一級眼鏡作製技能士が、あなただけの「見え方」をオーダーメイドで仕立てます。
提携駐車場はございませんが、近隣の「紀陽銀行」や「イオン鴻池店」のコインパーキングをご利用されるお客様が多いです。

